久々”Analyses des oeuvres pour piano de Maurice Ravel”再読

2011_1_19

 日々多忙でしたが、今日は完全に休みの一日です。
麗らかな日差しが、窓辺から差し込んできます。
とても穏やかに静寂を愉しむ事ができます。

 休日ですが、〈Messiaen: Prelude〉分析の
飽くなき挑戦は、エンドレスで続いてゆきます。

 アナリーゼ(楽曲分析)という行為自体は、
《過去の先人の作品を文字通り分析する》訳ですが、
今日私がしようとしている事は、更に《その為の方法論の分析》
という部位に当たるでしょうか。

 「過去の先人が成した『アナリーゼの方法』を分析する」

という試みです。
と言うのは、数年前に読んだ本の再読にあたり、
更なる精読になります。

 ”Analyses des oeuvres pour piano de Maurice Ravel”。
この本では、Messiaenが成したRavelの3作品のアナリーゼが
監修されています。
つまり、これを再び精読する事によって、
《分析の遣り方を分析》している訳です。

 背表紙が光にあせて変色しているこの本を
本棚から取り出し、少しの懐かしさが込み上げてくるものです。

 時に沈み込み、ゆっくりと眠ればまた平常心に戻る。
人の営為など、時間軸の中で絶えずこうした事象の繰り返しだと
高を括ってみる事にしています。そうすれば、気疲れや
余計な疲弊困ぱいを最小限に食い止める事ができるでしょう。

 柔和な午後の日差しが、やがて訪れるであろう《紅(くれない)の夕映え》を
予感させます。
紫雲と共に、私も何処とも知れぬ時間軸の中を
漂ってみようと思います。

 Julia.A

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