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赤坂 樹里亜
(ジュリア アカサカ)
Julia Akassaka

【専門:西洋音楽理論】
【研究テーマ: オリヴィエ・メシアン(1908-92)のカトリック作品に於けるM.T.L.(旋法)と調性の関連性】

* 当方は和声学講師及びO.MessiaenのM.T.L.を中心とした音楽研究を専門としており、
ピアノ演奏家ではありません

 国立音楽大学付属音楽高校作曲専攻を経て、東京藝術大学別科作曲専修修了。その後、音楽学研究に専心し、慶應義塾大学文学部哲学(美学:Arts in Philosophy)にて現代音楽研究論文『O.メシアン作曲《神の現存の3つの小典礼曲》(1943-1944)第3楽章〈愛による神の遍在性の詩編朗誦〉におけるM.T.L.と調性の関連性』を執筆中。2008年に島岡譲先生流派の和声学を踏襲した和声学教室Académie de musique 《Le monde brillant》〈ル・モンド・ブリヤン〉)を主宰し、和声学講師として従事する。

 3歳より音楽教育を受け始め、8歳より作曲を始める。また、10歳の頃より仏語を独学で始める。14歳から国立音楽大学付属音楽高校作曲科受験の為、当時同校作曲科教諭だった橋本正昭氏に島岡譲先生流派の和声学と作曲を師事する。
 同校作曲専攻在学中は、橋本正昭氏よりオリヴィエ・メシアン(Olivier Messiaen 1908-92)によるM.T.L.を教授される。この事に強く影響を受け、M.T.L.を用いた習作作曲を開始。東京藝術大学別科作曲専修修了後、Messiaen M.T.L.に関しての音楽学的研究に傾倒する。
 2015年~2017年にO.Messiaenの自作神学的テクストの探求のため、神学及び中世哲学史を故 クラウス・リーゼンフーバー氏(上智大学哲学科名誉教授)に学ぶ。

 作曲・和声・対位法(フーガ)を山本康雄氏、橋本正昭氏、故 野田暉行氏、アナリーゼを故 島岡譲氏に、音楽学を藤井孝一氏、西川尚生氏に師事。フランス語をInstitut Françaisにて学ぶ。

赤坂から皆様方へご挨拶

赤坂樹里亜 Le monde brillant

赤坂樹里亜 Le monde brillant 代表

Julia Akassaka

 皆様、はじめまして。Le monde brillant 主宰の赤坂と申します。
「音楽理論」や「和声学」という単語を聴かれた時、皆様方はどのようなイメージをお持ちでしょうか?恐らく少し硬苦しく感じられる人もいらっしゃるでしょう。
 我が国では、義務教育の小中学校の音楽の授業では、合唱や合奏をいやが上にもやらされた、という経験があるかも知れません。或いは音楽鑑賞の時間には、余り興味のないクラシック作品に感想文を強いられるという事もあったかも知れません。どちらかといえば、義務教育上の主要5科目、「英語・国語・数学・理科・社会」に比べれば、「音楽」はそれほど比重の重たいものではなく、何のために在る科目なのか?といった疑問すら生じたかも知れません。

 しかし、中世西欧社会の「音楽理論」とは、「自由七科(リベラル・アーツ)」の七学問中の一学問として、将来を嘱望された教養人たちの間では必須の学問でした。その「自由七科」の内訳は、⑴法、⑵修辞学、⑶弁証論、⑷算術、⑸幾何学、⑹天文、「⑺音楽理論」だったのです。即ち、音楽理論は数学や幾何学と並ぶ論理的集積の学問であったのです。そしてこの自由七科は中世における教養課程の礎石となりました。

 こうした教養人たちの学んだ学問の一つである音楽理論を識る事で、今迄は遥か遠くに在った地平線の彼方の音風景が、いつの間にか整って可視化されて目の前に拡がってくる事でしょう。

 音楽を創作する「羅針盤」や「設計図」の作図法を身に着けるように、「音楽理論」の一環である「和声学」を学んでみませんか?

〈趣味〉
Web制作
 (当サイトもより分かり易く整理できますよう、日々熟考しています。)
声楽
 (Mezzo Sopranoとして、イタリア歌曲やフランス・オペラアリアなどを学びました。)
西洋中世哲学(スコラ学)の勉強
 (O.メシアンも愛したトマス・アクィナス著の『神学大全』に興味があります。
  中世の知は現代にも応用が利きますね。より善く生きるため、こちらの方も精進しています。)
・フィットネスでの身体トレーニングマシンピラティスホットヨガ
 (心身共に健康であるため、ヨガスタジオに通っています。)
ハーブ療法アロマテラピー
 (日常ではL’occitaneとClarinsのハーブ製品を愛用し、健康管理をしています。)

 

〈資格〉
 ・実用フランス語技能検定準2級
  (仏語は第二の専門としたいくらい大好きです。)
 ・図書館司書補資格
  (論文の資料収集のため図書館レファレンス技能を高めてゆきたいと考え、
   芸大在学時代の夏休みに他大学に通い取得した資格です。)
 ・秘書検定3級
  (芸大在学時代、一般的社会常識も身に着けるための入り口として上記の資格を取得しました。)

 私の健康の元はLAVAのマシン・ピラティスです!LAVAはホットヨガだけでなく、常温でのマシン・ピラティスも受講できます心身共に健康であるため、私もマシン・ピラティスで日々精進しています。
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 マシン・ピラティスのトレーニング帰宅後の入浴はL’OCCITANEボディーソープで!様々な香りがあります。私は「ネオリ・オーキデ シャワージェル250ml」を使っています。爽やかな洗い上がりと、良い香りです。
 また、乾燥する冬にはハンドソープハンドクリームも推すすめです!

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所属学会など

  • 「Miyoshi net」 一般会員(2008年-2018年)
    (* カワイ出版主催。現代音楽作曲家の故・三善晃氏(1933-2013)執筆のピアノ教則本研究会。三善氏逝去5年後の2018年10月に解散。) 
  •  「日本音楽理論研究会 」(2010年-2012年) 
    (*  音楽理論家 島岡譲氏(1926-2021)の理論を中心とした研究会)
  •  「日本アルバン・ベルク協会」 一般会員  (2014年4月-2018年3月)  
    (*  現代音楽作曲家のP.ブーレーズ氏(仏 1925-2015)を名誉会長とする現代音楽研究会) 
  • 日本フランス語フランス文学会学会」 一般会員 (2014年4月-2020年3月)

主要作品

  • 《Pour Violoncelle》(1993年)
  • ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (全3楽章)(1993-94年)
  • ピアノ・ソナタ ヘ短調(単一楽章)(1995年)
  • 独奏フルートのための《幻想曲》(1996年)
  • ピアノ・トリオ ロ短調 (単一楽章)(1996年)
  • ソプラノとテノールの為のデュエット
    《夢みたものは…》(1996年)(立原道造による詩)
  • フルート、クラリネット、ピアノによる三重奏
    組曲《モネの絵画》(全3曲)(1998年) etc.

音楽履修歴

  • 専攻作曲(室内楽、声楽曲 etc.)
  • 専攻和声学(島岡譲、Challan、FauchetらのSop.課題、Basse課題、アルテルネ課題 etc.)
  • 専攻対位法(島岡譲課題によるフーガの実習、池内友次郎課題による二声対位法 etc.)
  • 専攻音楽学(西洋音楽史、現代音楽史 etc.)
  • ソルフェージュ(Noël Gallon作品の初見視唱、入野義朗作品の無調初見視唱、J.S. Bach (Choral)ハ音譜表四段譜によるピアノ初見試奏、単旋律聴音、四声体聴音、二声対位法聴音 etc.)
  • 副科ピアノ(Chopin、Ravel、Debussy、Beethoven、Mozart、J.S Bach etc.)
  • 副科声楽(Mezzo Soprano : イタリア歌曲、フランス歌曲、日本歌曲、フランス/イタリア・オペラアリア etc.)
  • 副科チェロ(ウェルナー教則本 etc.)
  • 指揮法(齋藤秀雄、高階正光メソード etc.)

音楽指導歴

  • 私立K音楽大学受験生の為のソルフェージュ(聴音・新曲視唱)指導
  • 出身校作曲専攻生への作曲指導
  • 出身校ピアノ専攻生への和声学指導
  • 国立T大学 大学院作曲専攻受験生への作曲指導
  • セミプロ作曲家への和声学・アナリーゼ・作曲指導
  • プロ作曲・編曲家への和声学指導
  • ピアノ指導者への和声学・作曲指導
  • 有識者愛好家の為の楽典・和声学レッスン
  • 有識者ハイアマチュア・ピアニストへのピアノレッスン、作品解釈の為のアナリーゼ・ピアノレッスン、ピアノ伴奏法レッスン、ソルフェージュ(聴音・ピアノ新曲視奏)、和声学レッスン
  • 有識者ハイアマチュア合唱団員の方々の為の音取りソルフェージュレッスン etc.


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