【O.Messiaen 《Et exspecto resurrectionem mortuorum -そして我らは死者の復活を待ち望む-》 (1964)】


 音楽的な器楽編成は、いわゆる吹奏楽作品です。
弦の響きが大好きなわたくしにとり、管はオーケストレーション中においては、
未だ未だ不勉強な点がありましたが、この作品と再び対峙している今、
管の魅力を理屈抜きで感じているところです。
 また、このタイトルの示す「死者の復活を待ち望む」という意味論的なものも、
カトリック教会に通うようになってから、教義上の概念の理解にも
繋がってゆくようになりました。
(「輪廻転生」でなく、「終末の死者の復活」を待ち望むカトリシズムにおいて、
至極「カトリック思想的」タイトルである事を、改めて感じました。)
 尚この作品は、仏政府がアンドレ・マルローによって「第二次世界大戦における
戦没者の追悼」の為にメシアンに委嘱したものです。
詳細データは以下です。
(* 出典元の仏文データを、自ら翻訳しておりますので、誤訳が見つかった場合には、
速やかに修正したいと思います。そして、タイトル文だけはラテン語翻訳となりますので、
誤訳がありましたら、ご指摘下さい。)

————————————————————————————————————
 《そして我らは死者の復活を待ち望む》(1964)
木管、金管、そしてメタリック・パーカッションのオーケストラのために

Ⅰ. 深淵の深部、私は貴方に叫ぶ、主へ:主よ、我が声を聞きたまえ!
Ⅱ. 死から蘇ったキリスト、もう死せず;死は彼の帝国にはもはや無い
Ⅲ. 死者は神の御子の声を聞く時が来る
Ⅳ. 彼らは蘇るであろう、栄光、新たな名と共に - 星々の戯れのコンサート、
そして天の御子らの喝采の中に
Ⅴ. そして私は大群衆の声を聞いた

[作曲]日時:プティシェ(イゼール県)にて、1964年。アンドレ・マルローにより、国家を経ての依頼。
出版社:アルフォース・ルデュック、パリ、1967年2月。(A.L. 23681)
初演:1965年5月7日、サント・シャペル、指揮セルジュ・ボードー、
1965年6月20日、シャルトル大聖堂、指揮セルジュ・ボードー、
1966年1月12日、パリ、オデオン(フランスの劇場)、指揮ピエール・ブーレーズ。
演奏時間:30分

【出典元】
『Olivier Messiaen』Fayard出版 Peter Hill, Nigel Simeone著 (2009年4月)
P563
【邦訳】
赤坂樹里亜

————————————————————————————————————

 上記、全5曲から成る吹奏楽組曲となります。

追伸 : チョン・ミュンフン指揮の、フィルハーモニック・ドゥ・ラジオ・フランスによる
オケの音源を、youtubeに見つけました。

赤坂樹里亜
Le 16 Decembre 2013 16h12

Follow me!

関連記事

教室カレンダー

2022年 7月
27
28
29
30
1
2
3
臨時休講日
4
5
6
7
8
9
10
臨時休講日
11
12
13
14
15
16
17
予約満了予約満了
18
19
20
21
22
23
24
予約満了
25
26
27
28
29
30
31
予約満了

定休日

過去記事

月を選択

Categories

My facebook

The button to “Share” this Web site

Youtube Channnel

PAGE TOP
PAGE TOP